木の家ってどうなの?
建築工匠 心和は、鳥取で育った木を使い鳥取の風土にあった木の家を提案します。
[1] 在来軸組工法とは
日本の伝統的木造工法をベースに発達した建築方法で、木造軸組工法とも呼ばれています。軸組とは柱、梁(はり)で構成される架構の方式をいい、柱は上部の構造体を支え、梁は水平材として屋根、床などの重量を支える。地震、風などの横からの力(水平力)は壁面に入れる貫や筋かいや合板が分担します。
軸組工法は、古くは釘・金物を使用しない接合方法でしたが、現代では接合部の強度補強に金物類が多用されるようになりました。
合理化にともない機械加工も主流になっています。建築工匠心和では機械(プレカット)に出来ない部分に力を入れ、手加工をすることでより強い家造りを心掛けています。
木造軸組工法の特徴として、プランに合わせた断面や耐力壁の種類や必要量を配置でき、住宅全体としては計画自由度が高いことが特徴です。
[2] 自然素材の良さ
健康な心は健康な体に宿る
人は疲れたりストレスがたまった時に自然の空気を吸い自然のある場所へと行く。そうしたことで体や心を癒すことができます。
ところが、急速な時代の変化によって、仕事が忙しいお父さんや必死に子育てをするお母さんが多くなり、日常的にストレスを抱えた人が増えています。そのために社会では悲惨なニュースや少し前では考えられないような事件が日常茶飯事のようにおこっています。
だららこそ人(家族)にとっていちばん大切な場所である家に自然素材をふんだんに取り入れ、心と体を癒してはどうでしょうか。家の中に観葉植物を置くこともその一つと考えられると思います。
[3] 木造軸組工法の特徴
構造材料 ( 製材、集成材などの木質材 )
比強度が高い:
重量の割には強度が高く、住宅自体の重量がかさまないので基礎や躯体自体の負担が少なくてすみます。
加工性が良い:
断面や材長のバリ工−ションが多く、現場での加工も容易なのであらゆる場面で対応性が良い。
断熱性が高い:
鉄やコンクリートに比べ断熱性が高く、構造部が断熱構造上の弱点になりにくい。
人に優しい:
木は天然素材で、吸放湿性、色感・質感、環境保全性など、さまざまな面で人に優しい材料といえます。
軸組工法
軽快な施工性:
構造材の比強度が高いので部材が軽く、現場に大きな機械などが必要ありません。
自由度が高い:
構造部材サイズの多様性、構造ルールの柔軟性などから、設計計画の自由度が高く、下記のような利点があります。
- 敷地形状への対応性が高い。
- 道路条件に左右されない。
- 地域の条件(積雪、台風)に合わせた構造計画が容易。
- 間取りに合わせて構造が計画できる。
- 斜線制限や高さ制限への対応性が高い。
- 大きな開口部がつくりやすい。
- 断熱層がとりやすい。
多雨に適した工程:
躯体の建て方から屋根工事までの期間が短く、工事途中の降雨による悪影響が少ない。
木の効果

“木”ってすごい! -その驚くべき性能と嬉しい効果-
木は紫外線の反射を防ぐ、自然のUVフィルターです。
紫外線が肌に悪いことはほとんどの人が知っています。
しかし、紫外線が「なぜ悪いのか?」はほとんどの人が知りません。
実は、皮膚ガンは紫外線による日焼けで傷つけられた遺伝子が起こす突然変異が原因だと言われています。
そして、紫外線を防ぐべきメラニンも、時にはシミの原因になってしまいます。
実は、家の中にいても紫外線は窓ガラスを通り抜けて室内に入ってきます。そして、複雑に反射して室内に行き渡ります。では、家の中にいて安心できる素材は何なのか・・・。
それが紫外線の反射を最も防ぎ、吸収する木材。木の種類、塗装のあるなしに関係なく、木材は赤外線をほとんど吸収します。
つまり木は自然のUVフィルターなのです。いつまでも肌がきれいで、若くいられます。
自然の木の特徴と健康の関係
木材は、空気中の湿度が高いとき、例えば夏には水分を吸収、逆に冬の湿度が低い、乾燥した季節には水分を放出するという調湿作用をもっています。
いわゆる自然エアコンのようなものです。
ですから木材を建物の内装などにたくさん使うと、部屋の中の湿度の変化は小さくなります。
さらに木材は、人の心理面に良い影響を与えます。
木材を多く使用した空間は、情緒を安定させることも明らかになっています。
木は目にも優しい
木は、紫外線を吸収するほか、光の反射率を50〜60%に抑え人の目に最もやさしい状態をつくります。
香り成分は、木材中のカビや腐朽菌の繁殖を抑えます。 木は材木になってからも「生きており」、香り成分を出しながら害虫から身を守っているのです。更には白アリやダニの発生も抑制してくれます。
木の床は暖かい
靴を履いていると固定された足は血行が悪くなり、疲れやだるさをまねきます。
だからといって外に出るときに裸足では怪我をしてしまいますから足を保護するためにも靴を履かない訳にはいきません。そこで唯一靴を履かずに過ごせる家の中では裸足になって血行が悪くなっている足をほぐしてあげましょう。
しかし冬ですし、床が冷たくて寒い!と思う方がほとんどだと思います。木の床は熱を伝えにくいため足の温度を奪わず、暖かく過ごすことができます。まさに裸足で過ごすには最適な環境なのです。
木はとても長持ちする安心できる素材 !
日本には、法隆寺など1300年も前に建てられた木造建築物が多数残っています。幾度か大修理をしていますが、姿・形は全く変わっていません。地方の農家や商家・民家など築100年、200年といった例は少なくありません。木材は、鉄やコンクリートに比べて強度は劣ります。しかし、比重を勘案した強度(比強度)でみると、引張った時の強度で鉄の4倍、圧縮した時の強度でコンクリートの9倍もあります。
更に曲げる力に対する強度で、鉄の15倍以上、コンクリートの400倍にもなります。軽くて強度のある木材は、地震に対しても大変有効な素材なのです。
シックハウス
これまで住宅に対して重要点とされてきたものは耐震性・快適性でした。しかし、シックハウス症候群という言葉が世に広まり、人々にとって大きな問題点としてあげられています。
事実、新築の家に住み始めて体がだるい、アレルギーが酷くなった、涙が止まらない、頭痛がするなどの症状を訴える人が増え、風邪と似ている症状もあるため対処も遅れがちです。そのためシックハウス症候群は、気づかぬうちに症状が大きくなり健康障害を引き起こす恐れのある病気です。
シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドは、すでに1980年にアメリカや労働衛生安全研究所と産業安全局から「発ガン物質として扱うべき」と勧告を受けた有害性の高い物質です。合板やビニールクロス接着剤、塗料、断熱材など、幅広く建材に使われています。
建築工匠心和では、ホルムアルデヒドの放散基準値を上回る材料は一切使用しません。
■室内環境汚染の対策方法
建材などを通して生活に取り込まれた化学物質。その排除方法として最も手軽な方法は通風・換気です。
2箇所を45センチ開放し換気する。窓を開け、風通しを浴することによって、室内にたまった化学物質を除去することができます。
2つ目の方法は化学物質の発生源をもとから断ってしまう建材の取り替え。シックハウス症候群は新築に多く見られるため、問題のある建材をすべて取り替えると高くついてしまいます。もし換気だけでは不安、リフォームするという方は施工業者と話し合いの上、体への影響が大きい汚染源からリフォームするようにしましょう。
3つ目の方法は設計・施工時の対策。室内環境汚染を防ぐには化学物質を含まない、または放散量の少ない建材を使うのが一番。体に良いとされる自然素材は昔から日本で使われてきた素材がほとんどです。シックハウス症候群を機に、日本古来の自然素材を生かした住宅をもう一度見直すことが大切なようです。
「木」は生物にとって好ましい?
「木」は、動物に対してどのような影響をおよぼすのでしょうか。静岡大学で実験された「素材と動物の関係」から、興味深いデータが発表されています。ハツカネズミを木製、金属製、コンクリート製の3種類の飼育箱に入れ生存率や成長率を比較したものです。その結果、生後23日目の子ネズミの生存率は、木製飼育箱では85%、金属製では41%、コンクリート製では7%、ということでした。又、生殖器の発育度も木製の箱で育てられたハツカネズミは、他の材質の箱のものの約2倍でした。この実験から明確なのは、木が動物に感じさせる温度、湿度などが総じて生き物そして、私達、人間にとりましても重要な要素になっているということです。